本文へスキップ

フレームショップオオニシは、大事故車修理から軽板金までお客様の立場になって修理提案をするショップです。

電話でのお問い合わせはTEL.078-975-1661

〒651-2124 兵庫県神戸市西区伊川谷町潤和 724-11

ホイールアライメント調整例



EK4 ホイールアライメント

2022年5月13日 シビックEK4
事故修理後真っ直ぐ走らなくなった。とのご依頼で入庫しました。

2

EK4 ホイールアライメント

アライメントの基本であるセットバックの測定を行ったところ右フロントロアアーム先端が後方に20mmバックしています。
エンジンメンバーの位置も右側が後退をしており、これはアライメント調整以前の問題であり、まずこの作業から始めなくてはなりません。

正しいアライメントの条件。①正しい寸法のフレーム⇒②正確なエンジンメンバー⇒③正確なロアアーム⇒④正確なナックル⇒⑤正確なアッパーアーム。
この車を測定したところフレーム寸法が狂っています。そうなるともうどうしょうもないのですがお客様と相談の上、言葉は悪いのですが調整式アームで誤魔化して仕上げる事としました。

3

EK4 ロアアーム 調整式アッパーアーム

まずは新品のロアアーム。そして調整式アッパーアーム。
この2点で上記の条件の③④⑤をクリアします。

4 

EK4 アライメント エンジンメンバー移動

ロアアーム組み付けに際して少しでもセットバックを補正するためチェーンプラーを使い右ロアアームを前方に移動させます。この作業で上記条件の①②を緩和させます。
この方法は過去にも何例か作業を行っております。スイフトのホイールアライメント。

5

EK4 フロントアッパーアーム

ノーマルのアッパーアームです。調整式に替えようとしたら!!

6

EK4 アッパーアームボルト

アッパーアームのボルトが抜けません!

7

EK4 右ダンパーハウジング フェンダエプロン

右側のダンパーハウジング(ショックアッパーの取り付け位置)が後退をしてブレーキマスターバックに当たってボルトが抜けないのです。

8

EK4 右ダンパーハウジング フェンダエプロン

画像のようにボルトが入る様になっているのですが狭くて無理です。
ダンパーハウジングの修理は行われていなかったと言う事です。 

 9

EK4 右ダンパーハウジング フェンダエプロン

仕方がないのでダンパーハウジングを加工し外側からボルトを入れるようにしました。 

10 

EK4 右ダンパーハウジング加工 アッパーアーム

苦肉の策です。

11 

EK4 リヤトレーニングアーム

フロントの作業はタイロッドエンド待ちでとりあえず終了 。次は後輪に取り掛かります。
純正のトレーニングアームブッシュです。定番の亀裂。

12

EK4 リヤトレーニングアーム 無限ブッシュ

外したトレーニングアーム。無限製の強化ブッシュに取り替えます。 

13 

EK4 リヤトレーニングアーム 無限ブッシュ 圧入

圧入風景。一人で出来るオリジナルプレス機です。 

14

EK4 リヤトレーニングアーム 無限ブッシュ 

圧入後組み付けたトレーニングアームに調整式のトーコントロールアーム。
後輪はアッパーアームも調整式が入っていたのでこれで前後ともトー、キャンバの調整が可能です。
後はセットバックがどれだけ緩和しているか。。。 

15 

EK4 ばんざい対策タイロッドエンド 逆刺し

ばんざい対策の強化タイロッドエンド。逆刺の指定。メーカー銘は伏せています。 

16 

Ek4 ホイールアライメント

いつもの通りアライメント調整を行いトー、キャンバを目標値に収め終了。
しかし!! 

17 

EK4 ホイールアライメント バンプステア

アライメント終了後リフトを上げると、何と!!フロントトーが大きくアウトになっています。これは重大な事案であり決してあってはならない症状です。

バンプステアと言います。分かり易く説明をしますと車高の変化(走行中ギャップがあると車が上下に揺れます)でトーが変化する事です。
タイロッドの付く位置によりバンプ⇒トーインになったりバンプ⇒トーアウト になったりします。
画像の車でしたらバンプイン、リバンプアウトですね。この症状で走行をするとステアリングにかなりの違和感があるはずです。特にコーナリング中は外側のタイヤがインになり内側がアウトですので挙動が顕著に悪くなります。

これはまさしく先ほどの逆刺タイロッドが原因です。

みんカラなどで多くのレビューが書かれていて、いい評価なので何ともコメントしがたいのですが少なくともEK4は装着不可です。

EK4 ばんざい対策タイロッドエンド 逆刺し

試しに純正と同じように正刺にしてみてリフトアップ、ダウンで確かめたところトー変化は僅かですがありました。しかしその量は逆ほどではありません。正刺にしても僅かに残っているのはエンドの力点がオフセットしています。それが原因となっているのです。

逆刺で使用をするなら車高をもっと落とさなければなりません。超車高が低い用のアイテムだと思います。でも、そこまで車高を落とすと今度はロアアームがばんざいをします。その現象もジオメトリに変化が生まれます。

コンピュータ製のアライメントテスターでこの症状を確かめるには、すべての調整を終えてから車体を上下に揺すってみるのです。そしてトーの変化が無い事を確認してから作業を終えるべきです。

18 

EK4 ホイールアライメント 純正タイロッドエンド

お客様持込の逆刺タイロッドでしたので事情を説明し純正を使用する事にしました。
結果は当然異常は無く無事調整を終えました。 

 

今回は当店をご利用頂きありがとうございました。
ホイールアライメントはお任せ下さい!


アクセス(地図)
メールでのお問い合わせはコチラ!

フレームショップオオニシ
651-2124
兵庫県神戸市西区伊川谷町潤和 724-11
078-975-1661
定休日  日曜日 
営業時間 AM9:30~PM18:30




shop info店舗情報

フレームショップオオニシ

〒651-2124
兵庫県神戸市西区伊川谷町潤和 724-11
TEL.078-975-1661

作業状況により電話に出れない場合がございます。